1) 適地
エンサイは茎が空洞であることから「クウシンサイ」、アサガオのような花を咲かせるので「アサガオナ」とも呼ばれます。中国南部の高温多湿地帯が原産地のため、高温を好み、日当たりが良く、肥沃でやや湿り気の多い土壌が適します。
2) 品種
品種分化が進んでおらず、一般にエンサイまたはクウシンサイとして市販されています。
3) 作り方
畑の準備
タネまきの1週間前までに1u当たり堆肥2kg、苦土石灰100g、高度化成肥料60g、BMようりん20gを施し、幅80cm、高さ10pくらいのうねを立てます。
タネまき
ビンの底などを使って、1条で40p間隔ぐらいにまき穴を作り、1穴に2〜3粒のタネをまきます。タネは1晩水に浸してからまくと発芽が良くなりす。覆土は1pくらいとし、たっぷり水をやります。本葉が展開したら、1本に間引きます。
追肥・敷ワラ
茎が伸び出したら、2週間おきくらいに高度化成を1u当たり20g追肥します。乾燥に弱いので敷ワラなどを行い、乾燥時にはたっぷり水をやります。
収穫
草丈が30p以上になれば、地際部を10pほど残して収穫します。芽先を摘むと腋芽が次々と伸びてくるので、芽先20pくらいを収穫していきます。追肥と水やりを欠かさなければ、10月頃まで収穫できます。
4) 病害虫防除
病気や害虫の被害はほとんどなく作りやすい野菜です。たまにコガネムシやヨトウムシのつくことがあるので捕殺します。
5) 利用法
炒め物やお浸し、和え物に利用できます。葉は柔らかくて煮くずれしやすいので、調理の前に葉を取りはずし、軽く火を通す程度にします。調理後は葉色が変色しやすいので早めに食べます。