フキ(キク科)


北海道から沖縄までいたるところに自生する。栽培が始まったのは古く、平安時代といわれる。

作型/月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
春植え_________@-------***________________
秋植え___________________________@--------
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 1) 適地
 高温や乾燥に弱い野菜です。肥えた、保水力に富んだ砂壌土が適しています。一方、畝間に水がたまると根腐れを起しやすいので排水を良くします。また、木の陰など日陰になるような場所が適しています。

 2) 品種
 栽培品種として利用されているのは、ほとんどが愛知早生です。自生している山ぶきの地下茎を植えつけても栽培できます。

 3)作り方
 畑の準備 1u当たり堆肥2kg、苦土石灰100g、ようりん20g、高度化成肥料100g、油粕50gを施し、よく土と混ぜ合わせた後、幅1〜1.2mの畝をたてます。
 苗の準備  種苗店には4月ごろ売り出されます。地下茎を植え付けるので、太いもののほうが茎葉の生育は旺盛です。苗取りをする場合は、3〜5節で切断して植えます。

 植えつけ
 春植えは4月上旬、秋植えは10月上旬に植えつけます。株間30cmの3条植えとします。山ぶきは茎葉が小さいので、株間20cmで4〜5条植えできます。植えつけ後、かん水し、乾燥防止のためわらを敷きます。

 かん水
 乾燥に弱いので、株もとが乾かないように、十分に水をやります。

 追肥
 定植後1カ月ごとに高度化成肥料を1u当たり20g株間に施します。

 収穫
 1番目の葉が伸びて、2番目の葉が伸長しだしたら、1番目の葉を収穫します。穫り遅れると軸が硬くなり筋ばってしまうので、早めに収穫します。
 また、翌春生じるふきのとうは、放っておくと株に負担がかかるので、摘みとって早春の味を楽しみます。

 4)病害虫防除
 病害虫の被害はほとんどありません。

 5)利用法
 油揚げや筍との煮物、ふきご飯、数本を油揚げでくるんだ信田巻きなど。山ぶきは佃煮に。ふきのとうは、おひたしにして酢味噌でいただきます。