1) 適地
温暖で冷涼な気候を好み、15〜25℃が適温です。10℃以下では花蕾の発育が悪く、生育不良となります。30℃以上の高温では花落ちが多くなり莢つきが少なくなります。土は特に選びませんが、耕土が深く肥沃で排水のよい畑が適します。
2) 品種
草丈が2〜3mになるつる性種と40〜60pのつるなし種があります。つる性種は収穫までの日数がかかりますが、収穫期間が長く、つるなし種に比べて耐暑性が優れます。つるなし種は早く収穫でき、支柱を立てる必要もなく、栽培が容易ですが、収穫期間が短いです。
つる性種:モロッコ、黒種衣笠
つるなし種:さつきみどり、つるなしモロッコ
3) 作り方
畑の準備 1u当たり2kgの堆肥と100gの苦土石灰を施し、深く耕しておきます。タネまきの1週間前に元肥として1u当たり130g施し、幅180pのうねを立てます。
タネまき
つる性種は1条で株間40p、つるなし種は2条で株間25〜30pとします。タネは1カ所3粒まきにし、2p程度の覆土をしたらモミガラや切りワラをまきます。
間引き
本葉が2枚くらいになった時に1カ所2本に間引きます。
敷ワラ・支柱立て
草丈が20pになった頃、敷きワラをしてつる性種は支柱を立てます。敷きワラは最初は薄くし、梅雨が上がったら地温上昇と乾燥防止のため厚く敷きます。
追肥
過繁茂になると落下が多くなるので、草勢を見て開花初めから追肥を行います。つる性種は生育期間が長いので15日に1回の間隔で、高度化成肥料を1u当たり20g追肥します。
収穫
開花から12〜15日ぐらいで、タネがふくらむ前の若莢を収穫します。
4) 病害虫防除
根腐れ病や立枯れ病は土壌伝染性の病害です。連作をさけ、水はけをよくします。さび病や炭そ病はつるが混みすぎたり、草勢が衰えたとき発生が多くなるので、土づくりに努めます。アブラムシが発生したら、エルサン乳剤(収穫7日前まで)で防除します。