1) 適地
2) 品種
3) 作り方
タネまき
追肥・土寄せ
管理
収穫
4) 病害虫防除
病害虫写真
播種期によって適した品種を選び、ある程度まとめて植えつける。アワノメイガは的確に防除する。
作型/月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 春まき ___ ___ ___ __o ~~o --- --* **_ ___ ___ ___ ___ 夏まき ___ ___ ___ ___ ___ ___ _o~~ ~o- --* **_ ___ ___
スイ−トコ−ンは根が深く入り茎葉が大きくなるため、排水が良好で耕土が深く、有機物の多いところが適します。吸肥力が非常に強く、前作で残った肥料も利用できますので、輪作の一環として作付けを考えましょう。
トウモロコシはメキシコ原産で、古くから世界中で栽培されてきた作物です。トウモロコシの中でも糖分が多く、粒のやわらかい「甘味種」がスイ−トコ−ンです。品種は早生、中生、晩生に大別でき、生育期間はそれぞれ80日、90日、100日前後です。最近では品種改良が進み、黄色種・バイカラ−種(黄色粒に白色粒が25%程度混じっています)・白色種とも、それぞれ甘味が強く、粒皮がやわらかくなっています。
黄色種:キャンベラ90
バイカラ−種:ピ−タ−シリ−ズ、カクテルシリ−ズ
白色種:ル−シ−
畑の準備 タネまきや植えつけの1カ月くらい前に1u当たり堆肥2sと苦土石灰100gを施用し、よく耕します。元肥は、タネまきの1週間前に高度化成肥料を1u当たり60g、または緩効性肥料(IB化成など)100gを入れます。マルチ栽培では、緩効性肥料を200g施します。
直まき、育苗どちらでも可能ですが、太くて良いものを穫るためには直まきがよく、育苗する場合は補植用にした方が無難です。直まきでは、遅霜の心配がなくなる4月下旬〜5月上旬から播種できますが、マルチがけや不織布によるべたがけをすると4月中旬にまくことができ、早く収穫することが可能です。1条にまく場合は、うね幅75〜80p、株間30pに、2条ではうね幅150pとし、1カ所2粒まきで本葉2〜3枚で1本立ちにします。育苗では、直径9pのビニ−ルポットに2粒まきし、やはり本葉2〜3枚で1本に間引きます。一列に長く植えるより、数列にある程度まとめて同じ品種を植える方が花粉のつきがよく、穂の先端まで実入りがよくなります。
追肥は本葉5枚頃と雄穂の出る前に、高度化成肥料を1u当たり30gを施用します。1回目の追肥のときに倒伏防止をかねねて中耕、土寄せをします。また、マルチがけをしている場合は、マルチを取り除いて同様に作業を行います。
株元からわき芽が出てきますが、そこから出る花粉も利用して穂の先まで実入りがよ
くなるよう、わき芽はとりません。また、雌穂(収穫する部分)も、そのままにしておきます。しかし、混み合って活動葉が陰になる場合は、中間で切り落とします。
絹糸が出てから20日前後で、絹糸が黒褐色に変わった頃が適期です。収穫後は、夏の室温で5〜6時間後には急激に糖分が減り始め、24時間たつと半減してしまうので、収穫後はできるだけ時間をあけずに味わうとよいでしょう。
アワノメイガ、アブラムシ等の害虫対策が重要です。これらの害虫は、早く収穫する作型では被害を軽減できます。
特に、アワノメイガは、雄穂を白化させたり茎や実を食害します。受粉が終わったら、株の先端の雄穂は切り落とすといった対策をとります。また、雄穂が出そろう頃にエルサン乳剤(収穫14日前まで)を散布するか、パダン粒剤(収穫7日前まで)を葉のつけ根にたまるように株の上部からふりかけます。
アワノメイガの被害