1) 適地
暑さに強く、盛夏でも旺盛な生育をします。乾燥に強く、吸肥力も強いため、有機物に富み、日当たり・排水性の良い場所に適します。ただし、ネコブセンチュウには極めて弱いため、発生のおそれのあるところでは、栽培をさけます。
2) 品種
5角型サヤ アーリーファイブ ベターファイブ グリーンロケット
8角サヤ クリムソン・スパイレンス
丸サヤ エメラルド
赤サヤ ベニー
3)作り方
畑の準備 土の保水性・排水性を高め、根張りを良くするために堆肥等の有機物を十分に施し深耕します。1u当り堆肥2〜3kg、苦土石灰100gを施用し荒起しします。4〜5日後に高度化成100gを施し、耕耘して1.2m幅の畝を立てます。排水の良くない所では、高うねにします。
タネまき
直根性で移植を嫌うので直まきが適します。寒さに弱く、夜温15℃以下で生育が鈍り、10℃以下では生育が停止するため、露地の直まき栽培では5月中旬以降にまきつけます。種皮が硬く、吸水しにくいため、一昼夜水または、保温ポット内で30℃位のぬるま湯につけてからまきます。直まきは、1条、株間40〜50cmで、1ヶ所に4〜5粒まき、1cmくらい覆土し、十分水やりします。
畑の都合で直まきできないときは、ポリポットで育苗できます。直径9cmくらいのポットに育苗用土を入れて3〜4粒タネをまき、移植栽培します。
間引き
子葉が開ききった頃、発芽が遅れた株や混み合ったところを間引き、3本くらい残します。その後、本葉が5〜6枚、草丈10cmくらいになったら再び間引いて1本立ちにします。間引きの際は根を痛めないよう、はさみを使って株元から切るようにします。
ポット育苗の場合は子葉が開いたら2本に間引き、本葉2枚頃1本立ちにします。本葉3〜4枚の若苗で定植して、植えいたみさせないようにします。定植後は直まきと同様に管理します。
追肥・土寄せ・敷きわら
1本立ちにする頃、生育が旺盛になるので、肥切れさせないよう追肥します。最後の間引き後に株間に1回、開花期以降は草勢や葉色をみて2〜3回畝の肩に施し土と混ぜます。量は1回に1u当たり高度化成肥料を30g程度にします。
花が頂部につくときは、肥切れか成り疲れしているので、若どりして追肥します。順調な生育の時は花の上に展開葉があります。
地上部が大きく育つと倒れやすくなるので、最後の間引きの後土寄せをします。 梅雨明け後、乾燥と地温の上昇を防ぐため敷きわらを行います。
収穫
種まき後50〜60日で収穫できます。サヤの長さが5〜8cmくらいが収穫適期です。サヤが大きくなりすぎると硬くなり、食味が悪くなり、あとから着くサヤの生長も悪くなります。
収穫の際にサヤの下の葉も取ると、わき芽の日当たりがよくなります。
4)病害虫防除
ネコブセンチュウがいる畑で作ると、センチュウの数を増やしてしまうことになります。また、苗の時に過湿になると立枯れ病が発生することがあるので、排水を良くするように気をつけましょう。