野菜の作付け計画の立て方


 1) 家族に喜ばれる野菜を作ろう 家族みんなが大好きな料理の材料になる野菜を作るのが最高です。家族の好みを聞いてから計画を立ててみてはどうでしょう。どっさり、ばっかりの野菜では献立が限られてしまいます。「作ったけど食べずに捨ててしまった」なんてことにならないように、できるだけ品目を多くしましょう。  2) 家庭菜園ではできるだけ収穫時期がずれるように  夏野菜は次から次へと収穫できますが、ダイコン、ハクサイなどの秋冬野菜では収穫は一回きりで、収穫適期は長くありません。そこで、早生、中晩生など、一つの野菜でも品種をいくつか組み合わせて使うと、同じ日にタネまきしても収穫時期がずれます。また、同じ品種でもタネまき時期をずらすと収穫時期はずれます。品種とタネまき時期の両方を組み合わせると、さらに収穫適期を長くできます。この方法は収量を上げるためには役立ちませんが、新鮮な野菜をいつも食べるための工夫です。  3) 無理な作り方をしない  近年は夏野菜苗の販売が早くなりがちです。トンネルを掛けてまで栽培しても、そんなに早く収穫できるものではありません。かえって失敗することが多いものです。夏野菜なら5月の連休に植えると霜の心配もなく、気温も高くなってくるので安全です。 秋野菜もいくぶん涼しくなってからの方が楽に栽培できます。ハクサイなら地蔵盆から、ダイコンなら9月になってからのタネまきがよいでしょう。暑いうちから無理して栽培しても、おいしい野菜にはなりにくいものです。  4) 連作障害を少なくする どんな野菜でも連作するとなんらかの障害が出るもので、エンドウのように障害が大きい場合は「連作できない」、ダイコンのように障害が小さいと「連作可能」と言います。  連作障害の大きな原因は土壌病害です。トマトやキュウリでは接ぎ木苗を利用すると回避できますが、それでも連作すると作りにくくなります。  基本的には多年生の品目(アスパラガス、ニラなど)以外は連作にならないように毎年場所を替えます。特にエンドウは7〜8年間は連作できないので、一番に作付け場所をきめておきます。作付け場所は半年毎にノ−トに書き残しておくとよいでしょう。 また、年間のスケジュ−ルをカレンダ−に書き込んでおくと忘れません。
2〜3年なら連作可能スイ−トコ−ン、ダイコン、カボチャ、イチゴ、ニンジン、シュンギク、サツマイモ、オクラ、モロヘイヤ
1〜2年あけるキャベツ、ブロッコリ、ハクサイ、タマネギ、ネギ、ジャガイモ
2〜3年あけるキュウリ、シロウリ、マクワ、インゲン、エダマメ、サトイモ
4年以上あけるトマト、ナス、シシトウ、スイカ、ゴボウ、エンドウ