1) 適地
土質は特に選びませんが、堆肥や腐葉土などの有機物が多く入って、肥沃で水もちのよい土が適します。
2) 品種
緑茎種と白茎種がありますが、淡緑茎の品種が普及しています。
トップセラー、コーネル619
3)作り方
セルリーは6月に種まきして、8〜9月に定植し、11〜12月に収穫します。少しだけ作るのなら、苗を
購入した方が楽でしょう。 育苗 タネまきはトロ箱などを利用します。良質の床土を入れ、条間5〜6cmの浅いまき溝をつけては種します。種が細かいのと発芽に光を必要とする性質があるため、覆土は浅くします。種播き後かん水し、発芽まで新聞紙などをかけておきます。約1週間で発芽しますので、本葉2枚までに2回間引いて株間を2〜3cmにします。
本葉2枚になれば、畑に6cm角に1株の割合で移植します。移植床には1u当たり堆肥5kg、苦土石灰100g,BMようりん30g,高度化成肥料50gを施しておきます。
本葉4〜5枚の頃、12〜15cm角に1株の割合で2回目の移植をします。移植床には1回目と同様の施肥を行います。2回目の移植の代わりに直径12cmくらいの鉢に植えてもかまいません。アブラムシの飛来と地温の上昇を抑えるために寒冷紗のトンネルをかけておきます。高温期の育苗ですから乾燥させないように注意します。
畑の準備
前作に有機物をたくさん入れた畑を選びます。1u当り堆肥5kg、苦土石灰150g、BMようりん50g、油かす300gまたは高度化成肥料100gを施して深く耕し、幅1.2mの畝を立てておきます。
植えつけ
本葉7〜8枚の苗を株間40cmで2条に植えます。植えつけ後たっぷりかん水して、畝の表面にモミガラか切りわらを敷いておきます。
追肥・かん水・葉の整理
定植後10日くらいから、半月ごとに追肥を行います。1uあたり高度化成肥料を30g、4回程度施します。かん水は追肥の時はもちろん、土の表面が乾きだしたらその都度行います。2回目の追肥の後軽く中耕し、土寄せします。
定植後2カ月くらい経ち、心葉が立ってくれば下の葉の除去を2〜3回行います。また、わき芽が伸びてくれば早めに除去します。
収穫
定植後約3か月で、葉色が淡くなり葉が開き気味になれば株ごと収穫します。とり遅れると葉柄に「す」が入ります。11月中旬以降はトンネルなどで防寒してやります。
4)病害虫防除
アブラムシの媒介でウイルス病が出やすいので寒冷紗などでトンネル被覆してアブラムシの飛来を防ぎます。
キンサイの作り方
キンサイは別名スープセルリーともいわれ、料理ではミツバのように使われます。普通のセルリーより耐暑、耐寒性ともに強く、生育も早いです。ミニホワイトという品種があります。
セルリーに準じてうね立てし、2〜3条の条まきとします。本葉4〜5枚までに株間3〜5cmくらいにします。間引いたものも適宜料理に利用します。追肥は半月ごとに高度化成肥料を1u当り約20g施し、土が乾きすぎないようにかん水します。草丈が20cmくらいになったら株ごと収穫します。 中華スープに浮かべたり、刻んでサラダに用います。