スイカ
スイカ(ウリ科)


熱帯アフリカ原産で高温乾燥多照を好む。梅雨の雨が長びくと生育が悪くなる。天候に左右されやすい野菜。
作型/月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
露地____________@-------***_____________
直まき___________o----------**____________

 1)適地 
水はけのよい比較的軽い土に適します。耕土が深くないと多収は望めません。雨水が停滞するような排水の悪い土ではつるの枯れ上りが早いので、水田に作付けする場合は高うねにする必要があります。つる割れ病が発生したら、次回から接木苗を植えましょう。自根苗では畑で10年、水田で5年以上の休作が必要です。

 2)品種
 大玉品種:朝ひかり、縞王、
      日章レッド
 小玉品種:赤こだま、黄こだま

3)作り方
 連休に植える場合は苗を購入し、土壌病害が心配な場合には接木苗を利用しましょう。8月中旬に収穫する場合は自分で育苗してみるのもよいでしょう。

 畑の準備
 できるだけ早めに1u当たり2kgの堆肥と苦土石灰100g、BMようりん50gを施用し、深く耕しておきます。定植が近づいたら、幅3mのうねを作り、その中央にみぞを切り、緩効性肥料を1u当たり60g施し、幅1.2mの中うねを立て地温を上げるために黒マルチをします。

 植えつけ
 株間1mで定植します。スイカは根の再生力の弱い野菜なので、できるだけ根鉢をくずさないように注意して定植します。定植後は十分にかん水してホットキャップをかぶせます。直まきの場合は4月下旬に1晩水につけた種子を、1ヶ所に3粒ずつまき、ホットキャップで密閉し発芽させます。本葉2枚になったら1本にします。

 整枝
 ホットキャップはつるが伸びだしてフィルムに当たりだしたらそこだけ破ります。ホットキャップはできるだけ遅くまで置いておくほうがよいでしょう。  本葉6〜7枚で、生育のよい子づるを4本伸ばし、つるが重ならないように配置します。1番果の着果節位までの孫づるは全てかき取り、その後は放任します。つるはうねの肩から落ちないように誘引します。

 摘果
 2番果は皮が薄く品質がよいので、1番果を摘果します。摘果するときには2番果の着果を確認してから行います。                        

 追肥
 1回目はつるが中うねの外に出る前に外うねの全面に1u当たり30gの高度化成肥料を施します。油かすを使う場合は窒素分が高度化成肥料の3分の1しかありませんので、1u当たり100g施用します。追肥後、外うねを耕うんします。2回目は果実が卵大になった時に1uあたり30gの高度化成肥料を施し、草勢が弱い場合にはその10日後にも追肥をします。根は地表に出てきていますので所々へ固まりに置くようにします。

 敷わら
 つるが1mほどに伸びてきたらわらを敷きます。マルチをしている場合は果実が大きくなるとくぼみができて雨水がたまり、果実が腐りますから、敷わらはできるだけ厚く敷かなければなりません。

 人工交配
 着果を確実にするために人工交配を行います。雄花をとって花粉が出ていることを確かめてから雌花の柱頭につけます。

 収穫
 収穫適期の判定は着果した節の巻きひげが半分まで枯れているころと言われますが、果実が野球のボール大になったときに日にちが分かる目安となる棒を立てておきラベルにつけおき、このと きから35日が収穫の目安です。

 4)病害虫防除
 えき病や炭そ病が発生します。排水をよくしておくことで被害が軽減されます。防除する場合にはジマンダイセン水和剤もしくはペンコゼブ水和剤(収穫前7日、7回)を散布します。
 乾燥期にはアブラムシやハダニが多発することがあります。 定植時にダイシストン粒剤を植え穴施用し、発生初期にニッソランV乳剤(収穫前3日、2回)を散布します。 

病害虫写真
ハダニにやられた株
ウリハムシ
肥料やけ