2) 品種
3) 作り方
畑の準備
植えつけ
整枝・誘引・摘果
追肥
敷わら・かん水
ホルモン処理
生理障害
4) 病害虫防除
病害虫写真
元肥を少なくし、若苗は植えない。初期生育が旺盛にならないように気を付け果実と草勢のバランスを保つ。
作型/月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 購入苗 ___ ___ ___ ___ @-- --* *** *** ___ ___ ___ ___ 自家育苗 ___ ___ ___ o-- Y-- @-- -** *** *__ ___ ___ ___
1) 適地
夏野菜ですが、比較的冷涼な気候に適します。適温は、20〜25℃です。根が深く入るので排水が良く、耕土の深い肥沃なところに適します。
品種を選ぶ基準は、作りやすさ、病気に強いことですが、最近の品種は味や熟度を重視する関係から、必ずしもこうした条件を備えていません。味や熟度を求めると、作りにくい品種ということになります。
作りやすさで選ぶ品種:サターン、瑞栄
作りにくいが味や熟度で選ぶ品種:ホーム桃太郎
ミニトマト:ミニキャロル、ピコトマト、イエローペア
育苗
5月中旬までに植える場合は、自家苗を育てるのは大変なので、市販苗を利用する方が良いでしょう。できれば、接木苗を購入しましょう。 自家育苗する場合は、収穫期が7月下旬以降になりますが、育苗は簡単です。は種は、トロ箱に床土を入れ、5p間隔の条まきとします。本葉2.5葉時に10.5p鉢に移植します。
トマトやナスを4〜5年作ったことのない場所を選びます。植えつけ2〜3日前に1u当たり2sの堆肥と苦土石灰150g、BMようりん60gを、1週間前に緩効性化学肥料(窒素成分が10%程度のもの)100gを全面に施し、深く耕し土とよく混ぜておきます。前作の肥料分が残っているような土であれば、元肥なしでも良いでしょう。元肥が少ない方が失敗は少なくなります。うね幅は1条植えで1m、2条植えで1.5mが目安です。
適期は、1段花房の最初の花が咲いた頃です。開花前の苗を植えると、草勢が強くなり1段目花房が着果せず流れてしまう事が多いので、若苗を購入したときは、1まわり大きなポリポットに鉢上げし、花が咲いてから植えつけます。トマトは、1段花房と同じ方向に上位花房がでるので、通路方向に第一花房をむけて植えます。
わき芽は取り遅れると主枝の伸びが悪く、病気の原因にもなります。こまめに摘み取り1本仕立てにします。この時、ハサミ等を使うと、ウイルス病が伝染する恐れがあります。ウイルス病の疑いのある場合は最後に整枝します。ハサミはその都度よく洗っておきましょう。晴れた日の午前中に行うのが良いでしょう。摘心は、6〜7段花房の花が咲いたら、花房上2枚の葉を残して止めます。1つの花房に多くの実がついたときは、ピンポン玉の大きさ位の時に大きな形の良いものを4〜5個残します。ミニトマトの整枝は必ずしも1本仕立てでなく2本でもよいでしょう。1本仕立ての場合は斜めに誘引し横に伸ばす方法をとると長期間収穫できます。
1回目の追肥は1段果房がピンポン玉位になった時に1株当たり10gの高度化成肥料を施します。2回目は5段果房の開花時、3回目は7段花房の開花時に草勢を見ながら適量追肥します。葉が内側に巻き込んだ状態となれば肥料が多すぎるので追肥は行わないでおきましょう。
雑草の発生と土が固まるのを防ぐために敷わらを行います。梅雨明け後は、地温を下げ、乾燥を防ぐため敷わらを厚くします。かん水は、果実が肥大するときに特に必要とになります。夏期は株元へのかん水よりうね間かん水が中心となります。日中をさけたっぷりと4〜5日毎にかん水すると良いでしょう。
第1花房の着果を確実にするためにホルモン剤の処理をします。トマトトーンの50倍から100倍液を、花房当たり2〜3花開花した時にかけます。花房を手のひらで挟み、生長点に液がかからないようにして1回噴霧し、滴を払います。生長点にかかると生育異常が起こりますし、2回、3回かけると空洞果ができます。第2花房以上については、ホルモン処理を行わなくても自然着果します。
尻ぐされ果:果実の尻が黒くなって腐ります(グラビアページ参照)。カルシウムの欠乏が原因ですが土の中にカルシウムがあっても乾燥等によって発生します。露地トマトの上位果房に発生する代表的な生理障害です。深耕や堆肥の施用による土づくりと乾燥させないことが最も効果が高い防止方法です。
梅雨時に疫病が多発します。見つけ次第発病小葉をこまめに摘み取ることで、被害を軽くすることができます。ジマンダイセン<ペンコゼブ>(収穫前日、2回まで)で防除します。収穫期に株が急にしおれ、数日間で枯死するのは青枯病です。株ごと抜き取って処分しましょう。翌年はナス科作物(ナス、ピーマン等)の植え付けを見合わせます。
害虫では、植え付け直後に茎を食害するネキリムシがあり、ダイアジノン粒剤(植え付け時)を散布します。
疫病/果実
萎凋病
萎凋病/茎の縦断面
萎凋病/茎の横断面
萎凋病/全体
灰色カビ病
白絹病
輪紋
幽霊斑/オンシツコナジラミと関係あるとされている
スス病/オンシツコナジラミの排泄物に着いたカビ
オンシツコナジラミによる被害
オンシツコナジラミの天敵、オンシツツヤコバチ
発生予察に使用するホリバー
ホリバーに着いた虫
オンシツツヤコバチに寄生されたオンシツコナジラミ(黒い点(^^;)