作業の種類 |
技 術 内 容 |
播 種
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条間45〜50cm、株間27cm。1穴2〜3粒ずつまく。
播種機を利用することもできる。 |
管 理
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除 草:不織布〜露地栽培では、播種後、雑草発生前に除草剤
を散布する。1〜2日後の天候にも注意し、大雨の降
りそうな時は見合わす。
サタ−ンバアロ粒剤 6kg/10a
または サタ−ンバアロ乳剤 800ml/10a
(水100リットルに溶かして散布する)
不織布:播種、除草剤散布後に不織布(120cm幅)をかける。
トンネル管理:たねまき後7〜10日で発芽する。その後は、
トンネル内温度を25〜30℃に管理する。
4月下旬以降、トンネルに穴を開けて温度調節
する。
トンネルはスイ−トコ−ンの葉が触れる(5月
中旬)まで掛けておく。
マルチ除去:葉数5〜6枚時に取り除く。マルチの中央をカッ
タ−ナイフで切り離し、1条ずつ取るとよい。
不織布除去:葉数4〜5枚時に除去する。
間引き:葉数3枚までに、生育の良い株を残し、他をハサミで
切りとる。
分げつは取らずに残す。分げつの葉が親茎の活動葉を
陰にする場合には分げつ茎の中間で切り落とす。
なお、除房はしない。
追 肥:1回目/葉数5〜6枚時 条間に施す。葉にのらない
ようにやること。追肥後、軽く中耕し、土寄
せをする。深く中耕すると根を切ってしまう
のでマイナスになる。
2回目/雄穂抽出期 畝の肩に施す。
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病害虫防除
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害虫:アワノメイガ、アワヨトウ
雄穂に産卵されることが多いので、出穂する前から雄穂にか
かるように葉の中へ散布する(デナポン粒剤)。
絹糸(めしべ)が出てからは、雌穂を中心に、株全体にかか
るように散布する。
パダン水溶剤 700倍
パダン粒剤4 4〜6kg トップドレッシング
デナポン粒剤 4〜6kg 雄穂出穂前葉中へ
トレボン乳剤 1,000倍
抑制栽培では栽培初期から発生するので、葉数4〜5枚時か
ら防除する。
害虫:アブラムシ
高温乾燥時に発生が多い。発生初期を逃さずに防除する。
エルサン乳剤 1,000倍
アリルメ−ト乳剤 1,000倍
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収 穫
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絹糸が出て、約25日で収穫適期になる。絹糸が黒くなった
ら試し穫りし、適期を逃さず収穫する。
適期は、先端粒まで肥大し、かつ種皮が硬くならない時期。
収穫適期は短いので、穫り遅れないこと。
鮮度を上げるため、早朝収穫が望ましい。 |
後 始 末
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茎が緑色のうちにロ−タリ−耕を行うとすき込みやすい。枯
れてから耕運すると、うまく茎が切れない。
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