作業の種類 |
技 術 内 容 |
播 種
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平畦上に条間10cmに播種する。覆土は薄めとし、高温期は乾
燥を防ぐために寒冷紗やモミガラで覆い、十分かん水する。
低温期は播種後ビニ−ルで床面を覆い地温を上げる。 |
播種後の管理
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播種後発芽までは乾燥させないようかん水を行う。発芽後は、
被覆資材を除き、間引き、防除を徹底し健苗育成に努める。
生育の悪い場合は、500倍程度の液肥を追肥する。 |
定植準備
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施肥基準により元肥を施し、幅150cmの平畦を立てる。
肥料設計例(10a/kg) |
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肥 料 名
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全量
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基肥
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追肥
@ |
追肥
A |
成 分 量 |
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N | P | K |
堆 肥
苦土石灰
重焼りん
鶏ふん
野菜有機S2
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2000
100
40
200
80
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2000
100
40
200
20
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30
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30
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12
13
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15
8
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5
11
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定 植
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春まき: 5月下旬〜6月中旬、夏まき: 7月下旬〜9月下旬
秋まき:11月中旬、3月上旬
株間12〜13cm、4条、1ヶ所4本植えとする。
定植方法は、幅10cmの植溝を切り、垂直に植え付け3cm
程度の覆土をする。定植後は十分かん水し、高温期は切わらな
どで覆い活着を促す。 |
除 草
追 肥
潅 水
保 温
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定植後トレファノサイド(粒)を散布する 4kg/10a
追肥は定植10日後に施し、秋冬どりは20日後にも行う。
乾燥に応じ適宜潅水する。収穫前は潅水を控え硬目に作る。
秋まきは寒害防止や生育促進、抽台防止のため大型トンネルで
被覆するとよい。 |
病害虫防除
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べと病 : ダイファ−水 400〜600倍 アリエッテイ水 800倍
さび病 : バイレトン乳 2000倍 サプロ−ル乳 1000倍
ネギアザミウマ : 定植時オンコル粒4kg、スミチオン乳 1000倍
ネダニ : 定植時ダイシストン粒 6kg |
収 穫
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適温期で定植後50〜60日で草丈50〜70cmに達するの
で収穫する。乾燥しないうちに下葉を取り除き調整する。
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