286の時代
intel 80186 286 AMD 286  HARRIS 286  intel 287  AMD80C287 IIT 2c87

よく見てや、286とちゃいまっせ80186でっせ。

8086に命令の追加があったはずだがよく覚えてません。
当時主流だったPC-9801シリーズには採用されなかったので、とんとお見かけしたことがないCPUです。
これは確かワープロに入っていたもの。

ふとみれば1978年製?
意外と古い時代に設計されていたんですね。

80186

286 8MHz 286 12MHz
intel 286 8MHz intel286 12MHz
286 16MHz

こっちは286
8086のリアルモードに加えてプロテクトモードが追加され
処理速度は結構速くなった印象があるが、MS-DOSソフトを使う分にはあまり速度差は感じなかったよなぁ。

ソケットは PGA  と PLCC
他にもLCCがあったらしい。

intel 286 16MHz
 職場の先輩が買うたのがPC9801RXで、当時は夢のように速うて、アホみたいに高いマシンでしたなぁ。
 数年後、中古屋の軒下にRXが山積みされて\7,000やったのを見て、なんとも諸行無常の響き也〜と想うたもんです。

 このあと286マシンはしばらくおつき合いすることになり、EPSONのマシンには倍速ボードなんかも入れとりました。たしかTIのCPUが入っていたような・・・・。
 286でも速いと想ったのに、386は286で30分ほどかかった計算を数分でやってのけよったんで愕然としたもんです。 恐るべし386。

AMD 80L286 HARRIS CS80C286
AMD 80L286 HARRIS CS80C286
どちらもintel の286互換CPU
 AMDの80L286はたしかPC98から剥がした品。[L]は省電力版。
 HARRISのほうはなかなか見かけません。ワープロからの引き剥がし品だったかな? 

287
intel 287
287
80286用の数値演算プロセッサー(コプロセッサー)
PC-9801からの剥ぎ取り品なので、思いっきりべったりとPC-9801と印刷されている。すっげぇ下品だからやめて欲しい。もうやらないだろうけど>NEC

「V30で一晩かかったCGが、286+287だと1時間で出来た」なんて話を聞きましたが、おそらく今のマシンなら数秒、ヘタしたらリアルタイムのアニメでも出来てしまうかも知れない。

AMD 80C 287
AMD 80C287
intel 287とピン互換の数値演算プロセッサー(コプロセッサー) だいたい1990年頃に売られていた製品です

Advanced Micro Device GAMEandDEMOdisketteが付いています。5インチだったんですねぇ。
今でもdosMODEなら動くかな?
 copy and distribute freeとなっているのでコピーしてばらまいてみます(笑


IIT 2C86 IIT 2C86 実装状態
IIT 2C87 (写真は 匿名希望氏提供) 実装状態
ITの2C86はintelの287より高速と言うことで理工系の方に使われた。
速度の速さ(インテルだとそれ程早くは無かった)もさることながら、IIT独自の拡張命令で装備されていた行列演算機能がCAD系やCG系の演算に有利に働くのではという期待がありました。
当時のざべかASCIIに関連記事が掲載され、Turbo-Cから呼び出す為のライブラリ等が紹介されていたと思います匿名希望氏談)
右の写真が、実際にコプロを挿した写真です。 下はV30?

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