メーカー/国/モデル名/用途
CASIO/日本/fx-870P
製造年
1973年10月
価 格 \12,800
特 徴 答え一発カシオミニ
バリエーション 初代〜8機種
  
  写真の物は、yahooオークションで入手

2006/05作成

casioの「パーソナルコンピューター」casio FX-870Pです。 ポケットコンピューター「ポケコン」のほうが通りが良いでっしゃろな。
 PB-100から始まるPBシリーズの中でも後期に当たるモデルですな。現行が16bitの890Pでその2世代前のモデルです。
 こいつはyahooのオークションで手に入れたもんです。
 PB-100はBASICだけでおましたが、このモデルやとBASIC アセンブラ Cと3つの言語が使えます。
 とは言うたもんの、Cは沈没していますしアセンブラに至っては何を仰ってますか状態ですから、BASICでしか使うてまへん。

もちろん関数電卓として使えますねんやわ。 そのほうが使い道としてはおおいですわな。
 ちゅうか、型番の「FX」は関数電卓の物やんか。いつのまにかPBからFXになってるし。
 「FACT69」は69の階乗です。 College fxですと数秒かかる計算がほぼ一瞬で回答を出してきます。 速度的に文句はありません。 それよかキー配置なんかが気に入りまへんな。

 10年ほど昔、NHKの通信員にcasio FX702Pが配られてたのを横からガメて使うてました(^^;
 結局、海外の研修員マリーさんにあげたのですが、FX-870Pはあれよりは格段に使い勝手は上ですわ。


 カバーはカードカバーでのスライド式で、外したらそのまま裏に回してセットでけます。
ちょっとした工夫ですが、持ち歩いても安心感がおます。 PB-100はソフトケース入りなので持ち歩くのはちょっと気色悪いです。  サイズ的にはPB-100の倍っちゅう感覚です。 とにかくデカくて厚い。


写真で表示している数値は、1÷0.9÷0.9=1.23456789・・・・・となるところが1.234567901となっています。倍精度がどうしたで誤差が云々となり・・・・・

もう一つの数字は69の階乗です。階乗ですから1×2×3×4×5×6・・・・・×68×69となるわけで、指数部が2桁で表示出来る最大の階乗です。
ほとんど一瞬で答えが出ますが、昔の計算機は律儀に計算していたので、=を押してから何秒か沈黙した物です。

 

本体正面より
本体カバー