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メーカー/国/モデル名/用途CROWN/日本/No.48/-
サイズ8インチ 片面型
材 質本体/竹+木+金属板  カーソル/金属枠+ガラス
 ケース/厚紙   説明書/−
尺 度

表面  DF [ CF , CI , C ]  D , A 
 裏面   [ TI , L , SI ]
※ [ ] 内は滑尺 ずらし尺はルート10切断

製造年不明
価 格不明
特 徴木に竹を接ぐを地で行っています
バリエーション不明
     写真の物は、2015年に ヤフオクで入手 
  2015/06作成

謎の計算尺メーカーCROWN社のNo.48です
このメーカーについてはTOKYO JAPANとなっているので、国産なんだなとわかる程度で、何にもわかりません。誰か何か知っていたら教えてください。

構造は非常にユニークです。
まずは竹の単板を削り出して本体を作っています。滑尺は二枚の単板を張り合わせているようです。
固定尺の方は、金属板(おそらくアルミ)で固定尺2本を止めています。金属板は固定尺の側面まで回りこんでいます。一番近い構造はHEMMI No.22でしょうか。
目盛りは、塗装した木の板に印刷してあり、これが竹の単板に張り合わされています。まさに木に竹を接いだよう。おまけに金属で止めるんですからこりゃすごい。
三角関数は、裏面の金属板にちゃんと目安線が彫られています。
だいぶ無理をしているのか工作精度が悪いのか、DF/CFやC/Dは文字が削れそうなくらい詰まっています。でも固定尺と滑尺はだいぶ隙間が開いています。

カーソルは、金属製ランナー2本でカーソルグラスを挟んでいます。ばねも入っていますが、写真にあるカーソルは上下逆になっています。画像化した後で気づきました・・・・orz

こんな凝った造りが幸いしているのか、意外に狂いは出ておらず、スムースに動作します。
しかしまぁとにかく見かけない計算尺ですね。TOKYO JAPANではありますが福岡からやってきましたので、それなりに流通していたのだと思うのですけどね。

 
表面
 
裏面
側面
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
表面中央部 裏面中央部
厚紙製ケース
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