表面     T₁ , T₂ , K , A , DF [CF , B , CIF , CI , C ] D , DI , S , ST , P
裏面  LL₀₃ , LL₀₂ , LL₀₁ , LL₀₀ , W₂ [ W₂' , CI , L , C , W₁' ] W₁ , D , LL₁, LL₂, LL₃
※[ ]内は滑尺   ずらし尺はπ切断です

究極の計算尺　最高の計算尺　計算尺開発の集大成、もうありとあらゆる賛辞を一身に集める計算尺がFaber-Castellの2/83N NOVO DUPLEXです。
表面に15スケール、裏面にも15スケールの計30スケールの尺度を持ちます。そりゃすごいわ。

サイズも一回り大きくて、38cmあります。HEMMIの260と比べたら6cmも長いんですよこれが。
滑尺の両端にある滑り止めの刻みや、ブラケットに付いてるゴム足とか、細かいところまで配慮が行き届いています。
ざっと触った限りでは精度は十二分なのですが、多数の尺度にオーバーレンジやらが付いていて、気をつけないと基線がどこやら見失いそうです。

このモデルですら既に40年前のものです。それがまだ今でも買えるというこの文具メーカーの鑑といえる対応はまさに脱帽ものです。それをまた個人で輸入して買っちゃう人も大したものです（＠＠；