このサイトは基本的にリンクフリーでおます、でも商売のネタに使うのは禁止します。ヤフオクの説明代わりに引用コピペ改変なんて絶対ダメ。
メーカー/国/モデル名/用途 HEMMI/日本/No.130/技術用
サイズ 10インチ  片面型
材 質 本体/竹+セルロイド カーソル/金属枠+ガラス
ケース/紙  説明書/−
尺 度

表面   L , K , A [ B , CI , C  ] D , P
 裏面   [ LL1 , LL2 , LL3  ]  ※ [ ] 内は滑尺
側面 S , T

製造年 写真の物は[PD]で1965年4月製造
価 格 不明
特 徴 ダルムスタット
バリエーション 5インチ版のNo.135など
     写真の物は、2006年頃に和歌山で入手

2008/11修正 2008/09画像変更 2007/08作成

 HEMMI尺復刻プロジェクトで制作する尺の候補にあげられた計算尺です。 実際にはサイドに尺が配置してあるので構造的にコピーは無理ですし、No.135のほうを取り上げたわけです。

 オーバーレンジの赤がなかなか良い味を出しています。 また、尺にABCDなど名前を振っていません。 さすが技術者用、潔い割り切りです。
 これは、側面にまで尺を配置するというなかなか欲張った構造です。 
 カーソルが特別で、側面用にカーソルが付いています。「裏面中央付近」のカーソル中程に見えているやや黄みがかった部分がそうです。
 ダルムスタット式でLL尺は滑尺裏側に振られています。なれると案外使いやすい物です。

 1990年代半ばに近江國中山道愛知川宿で入手したNo.130は、露か雨漏りに晒されたみたいで、かなり腐食していました。 表面右側にカーソルがあってそのまま緑青を吹いている状態で、下のセルロイド部分もかなりシミが出ていました。ウレタンフォームでごりごり磨いて消しています。
 しかし、セルロイドがの肉が減るくらいの腐るのはなかなかお目にかかれません。その割には背板がどうもないのは不思議です。
 写真の物は、購入時にはカーソルの枠が切れていました。カーソルはハンダで修復した物です。

2008/11 技術者用じゃなくて「技術用」でした。確かに箱にそう書いてあります(~~; 何で間違えたんだろう?

 
表面
 
裏面
側面
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
側面左側 側面右側

これがサイドにある S,T 用のカーソル
そういえばFABERにもこんなモデルあったような・・・

表面中央 側面中央
裏面の換算表
紙製ケース
 

[PE]のモデルには裏面にSYSTEM DARMSTADT の文字がHEMMIの商標、No.130の表記 ありました。
[PD]では、SYSTEM DARMSTADT の文字が表面左肩に、HEMMIの商標、No.130の表記は表面右側にあります。

ここで打ち方が変わったんですね。

このサイトは基本的にリンクフリーでおます、でも商売のネタに使うのは禁止します。ヤフオクの説明代わりに引用コピペ改変なんて絶対ダメ。