表面　　LL2 , A  [ B , CI , C ] D , LL3   滑尺下の溝に E , F
  裏面　　[ S , L , T ] || K　(Kは側面です)
　※PaulRossさんのリストの表記に習いました。　※　[ ] 内は滑尺

オーバーレンジが美しい電気尺で、数少ない６インチの計算尺です。　６インチの計算尺はなかなか見かけないので貴重です・・・・とHEMMI　No.86と同じことを書いてみます。
PaulRossさんのリストによると、製造されたのは1950年だけのようです。道理で見かけないはずだわ。

このモデルには、D尺側の側面にK尺が配置され、専用のカーソルで読み取れるようになっています。HEMMI No.80Kと同じような構造ですね。ポケット型ではこのNo.86、No.86/3K、No.86K、No.92系くらいでしょうか。どれもこれも手にはいりにくい機種ばかりで確認のしようがありません（〜〜；

刻印は「AL」で、おそらく私の持っている中では唯一の1950年製造を確認できる機種です。大変に良く使い込まれていて、良い雰囲気を醸し出しています。