表面 K , A [ B , BI , CI , C ] D , S , ST , T3 , L 裏面 [ LL1 , LL2 , LL3 ] ※ [ ] 内は滑尺
2009/10修正 2006/09作成
縁あって旧ソビエト連邦の計算尺を手に入れました(^^) LSLOはウクライラのキエフに工場があったようです。 型番の14Pは尺度を14装備しているという意味のようです。 以前どこかで見た尺とイメージが似ているなと思っていました。それが中国の飛魚シリーズのどれかだと思いこんでいたのですが、norihito4さんから資料写真を頂いて全くの思いこみだと判明(笑 FABER CASTELL社のプラスティック尺に似たようなのがあるので、その辺と勘違いしていたようです。 BI尺があったりダルムスタットだったりと、結構ユニークです。 笑ってしまうのは、ケースに定価がそのまま刻まれている事です(下の写真参照) 当時の4ルーブル20カペイカが日本円でどの程度なのかよくわかりませんが、あまり安い物ではなかったようです。同時に手に入れたオーストリア製のものはかなりの高級品扱いでした。 手に入れてくれた人によると、持っていたのは30代の技術者の方で、学生時代に父親から贈られたものだそうです。 となると約20年程前に贈られた事になりますから、1980年代の終わり頃でも実用に使っていたということですね。 さすがはロシア旧ソビエト連邦。 ともあれ、何かと興味深い旧ソビエト連邦の計算尺です。