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メーカー/国/モデル名/用途LSLO/旧ソビエト連邦/250-14P/−
サイズ10インチ  片面型
材 質本体/プラスティック  カーソル/プラスティック  ケース/プラスティック
尺 度

表面 K , A  [ B , BI , CI , C ] D , S , ST , T3 , L
 裏面  [ LL1 , LL2 , LL3 ]
※ [ ] 内は滑尺

製造年写真の物は1977年
価 格4P 20K (4ルーブル20カペイカ)
特 徴ダルムスタットのプラスティック尺
バリエーション250-10Pなど多数ある模様
    写真の物は、2005年7月にモスクワから直送

2009/10修正 2006/09作成

縁あって旧ソビエト連邦の計算尺を手に入れました(^^)
LSLOはウクライラのキエフに工場があったようです。 型番の14Pは尺度を14装備しているという意味のようです。

以前どこかで見た尺とイメージが似ているなと思っていました。それが中国の飛魚シリーズのどれかだと思いこんでいたのですが、norihito4さんから資料写真を頂いて全くの思いこみだと判明(笑 FABER CASTELL社のプラスティック尺に似たようなのがあるので、その辺と勘違いしていたようです。

BI尺があったりダルムスタットだったりと、結構ユニークです。

笑ってしまうのは、ケースに定価がそのまま刻まれている事です(下の写真参照) 当時の4ルーブル20カペイカが日本円でどの程度なのかよくわかりませんが、あまり安い物ではなかったようです。同時に手に入れたオーストリア製のものはかなりの高級品扱いでした。

手に入れてくれた人によると、持っていたのは30代の技術者の方で、学生時代に父親から贈られたものだそうです。
となると約20年程前に贈られた事になりますから、1980年代の終わり頃でも実用に使っていたということですね。
さすがはロシア旧ソビエト連邦。

ともあれ、何かと興味深い旧ソビエト連邦の計算尺です。

 
表面
 
裏面
 
裏面(裏面に目安線があるのであまり意味はないショットです)
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
1977年の刻印が見えます
これはセルゲイさんから頂いた物
こちらは1979年!
カーソル部分 バネは脱落してます ケースの中に価格が刻まれている!!
何とも社会主義国らしいですね。
裏面左側
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