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メーカー/国/モデル名/用途Pickett/USA/Model 520 U.S.AIR FORCE AERIAL PHOTO 
 SLIDE RULE TYPE A-1
/航空測量用
サイズ10インチ  両面型
材 質本体/アルミニウム合金  カーソル/プラスティック  ケース/皮革
尺 度

表面  L , A , DF [ CF , CIF , T , S , C ] D , DI , K
 裏面  GROUND SIZE [ IMAGE SIZE(CENTIMETER/FEET), FOCAL LENGTH(INCHES) ] ALTITUDE(FEET)
※ [ ] 内は滑尺

製造年
価 格
特 徴航空写真による測量用の計算尺
バリエーション
  写真の物は、2007年にyahooオークションで入手

 2008/06作成

Pickett 520でぐぐると、いの一番にじぇいかんさんのサイトが出てきました。
Sphere Research Slide Rule Site
によると米空軍と米陸軍で使用されたようです。

航空写真のフィルムから実サイズを計算するための物ですね。単位系にinches/feetが多用されているのがいかにもUSAらしいです。
高度は250,000フィートまで対応していますから、高度7,600m・・・・あれ?

違う!・・・・・・・高度76.2km!もうじき衛星軌道です(笑
ここまで到達できる航空機は宇宙船を除くとX-15くらいしか思いつきません。

レシプロ機なら40,000ft(約12,000m)を越えれば上等ですし、ジェットのU2でも最高高度が90,000ft(27000m)ですから、何を考えてこんなの作ったんですかね?弾道飛行や気球での偵察を考えていたんでしょうか?

# 低い方の100フィートも凄すぎ!

 
表面
 
裏面
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
表面中央 裏面中央
 
以下、中尺をずらしてます
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
裏面上段中央のテキスト
  
裏面左端のテキスト

ケースの表面
  U.S.AIR FORCE
 AERIAL PHOTO
 SLIDE RULE
 TYPE A-1

とあります。

革製ケース表面 換算表用のポケット付きです。
革製ケース裏面 ベルト通しがあります
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