表面　　K , DF [ CF , CI , C ]  D , A
 裏面　　 [ T₂ , T₁, Ｌ , S₁ ]
※　[ ] 内は滑尺　裏面に目安線入り

2007/06作成

「なにをやっとるじゃ？！」と言いたくなるのがRelay　R-816　Relay R-806　Relay R-501などのモデル。その中でも一番拙いモデルと言っていいでしょう（笑

ぱっと見でHEMMIのNo.2664Sあたりの対抗機種かと思われるこのモデル、問題点は精度の悪さです。表面右端写真を見て頂くとわかるのですが、写真を撮る際に左側で基線を合わせたのですけど、右端ではDF/CF尺が全然合っていません。でもC/D尺は合っているのです（〜〜；　おまけに固定尺の右端ではセルロイドが被りきらずに地肌の竹が見えています、滑尺の隙間もバラバラです。固定尺と滑尺の小口も微妙に合っていません。
経年劣化で歪んだりしたのかも知れませんが、このシリーズ以外にこんな例を知りません。

練習用とか学生用の安価モデルだったはずなので、手抜きがあっても不思議はないのですけどそれにしても造りが拙い。Relayがわざわざこんな物を出していたとは驚きです。
表面手前側の側面を見るとインチ刻みの目盛りが入っているので、輸出されていた可能性もあります・・・orz^{ヤメテクレ}

この手の安価モデルと思われる物で製造年がわかっているもののは、今のところ全て1954年3月佐賀工場製造です。この頃に一体何が？