表面　　LL₁ , L , DF [ CF , CIF , CI , C ]  D , LL₃ , LL₂
 裏面　　K , A  [ B , S , T₁ , T₂ , C ] D , DI
※　[ ] 内は滑尺

2011/01ちょっと修正　2010/11作成

2010年11月19日に伊藤さんさんから頂いた計算尺です。ありがとうございます。
２本手に入ったからと言うことですが、普段からよくチェックされてフットワークは軽いし目は良いし記憶力も段違い。面白い計算尺を次々に発掘されます・・・・・勝とうと思うのが間違いですよねぇ(~~;

No.1051Sは型番から見てRICOH No.1051やRICOH No.1051SE-1と近い物なのかなと思ったら、なかなかびみょーな計算尺でした。

まずはNo.1051がπ切断であるのに対して、No.1051SとNo.1051SE-1はルート10切断です。
No.1051Sの三角関数がS , T₁ , T₂ なのに対して、No.1051SE-1ではSI , TI₁ , TI₂ と逆尺になっています。この辺は好みの問題ですが、X*sin30°なんて計算はNo.1051SE-1の方がやりやすいなと思います。

No.1051SE-1のときにも想ったのは、SEとは[School Edition]じゃないかってことですけど、こうなるとNo.1051S系はNo.1051のスクール版と見るのが妥当な感じがします。
HEMMIでいうとNo264あたりの位置づけなのかなぁ。