表面　　Sh2 , Sh3 , K , A [ B , sin2 , H'2 , tg2 , tg3 , C ] D , DI , lg , th2
裏面　　 ln1I , ln2I , ln3I , DF [ CF , CIF , H2 , H3 , CI , C ] D , ln3 , ln2 , ln1
※　[ ] 内は滑尺 ずらし尺はルート10切断

2011/05ちょっと修正　2011/05作成

飛魚！飛魚！ということで、Flying Fish 1002です。

Sh2 Sh3はHEMMI No.255DのSh2、Sh1にあたります。H'2はピタゴリアンのP尺ですね。Inxxは自然対数です。
日本の計算尺で類似品をちょっと思いつきません。

この計算尺はもちろん中古品で、輸入後最初に開けた物です。
これを箱から取り出すと少し臭いました。手にとっているうちに手にも臭いが移ってきて、本体を嗅ぐとかなりひどく臭います。
こりゃイカンなと思って、ふとケースの方を嗅いでみるとがっつん！とくる強烈な悪臭がします。プラスティックに付いた手垢や油脂類が箱の中で腐ってたんでしょう。たとえるなら、腐ったヘソの垢ってところでしょうか。いやはや物凄い臭いです。
程度の差はあれ、この尺以外にも何本か同じような臭いがするものがありました。

あんまりえげつない臭いなんで、風呂場に持ち込んで洗濯石鹸で洗いました。人の脂にはこれが一番。
プラ尺だから水洗いできるもんねっ・・・・ところが、湯に漬けていると、なにやら計算尺から赤い物がにじんできます。
なんと赤い目盛りの塗料が溶けて流れ出ています！　あわてて湯から引き上げました。
Flying Fish の赤は水溶性だったんですね・・・・これを含めていきなり数本やってしまいましたorz