表面　　　 K , DF [ CF , CIF , CI , C  ]　D , A , DI
　裏面　　 [ T₁ , T₂ , L , S  ]　 
 ※　[ ] 内は滑尺　ずらし尺はルート10切断

2015/01画像変更　2013/02画像変更　2005/09書き換え

少数派のRICOH計算尺です。個人所有物ではなく、計算尺愛好会の所蔵品です。
ヘンミ尺復刻プロジェクトの際に、毎日新聞で報道された記事がyahooのトピックスに載り、それを見て送ってくださった物です。有り難うございます。　

Relay No.114、No.115、RICOH No.116D、No.116Sと姉妹品が出ていますが、基本は同じです。というよりも、なんでこんなに似たようなものを出したのかよくわかりません。

ちょうどHEMMI No.2664Sあたりに相当する計算尺ですから、機能的には必要十分以上で何も言うことがありません。

No.2664Sがベストセラーだけに、どちらかといえば不遇な計算尺といえます。
それにしても原さん使い込まれてますね。道具というものはこうでなけりゃ、手足のようには使えません。

ケースと説明書は欠品ですが、このころのRICOHは透明なケースに入っていました。また説明書は結構分厚い物で何種類かの機種の説明が書かれて共用としています。
機種別でないのはある意味悪くない発想ですね。ただ、酸性紙のため酸化が激しく今となっては取扱注意です。