表面　　A  [ B , CI , C] D , K    裏面 [ S , L , T ]   ※　[ ] 内は滑尺

2009/05変更 2007/06作成

意外と数の少ないNo.40RKです。　店頭在庫が少ないだけなのか、流通量が少なかったのかと考えていましたが、出現頻度を考えるとやはり流通量が少なかったようです。
海外のサイトを見ていればOEMの多さはわかるのですが、海外ウケしても国内ではウケなかったのでしょうか？

スタンダードな計算尺で、同一尺配置のHEMMI No.30や HEMMI No.34RKは結構出ていましたから実力は侮れません。
使用法説明書もHEMMI No.30やHEMMI No.32、HEMMI No.34RKと同じで、表紙にNo.40RKの文字が印刷されていますから、型番を目にした人は結構多いはずです。

No.40が1949年まで生産され、その後継機種としてNo.40RKが生まれたようです。
そういう意味ではなかなか由緒あるモデルですけど、この頃にはNo.50系やNo2664系等々多様なモデルが出ていましたから、スタンダードに過ぎるモデルでは独自色が出せなかったのでしょう。

目盛りのピッチもNo.2664Sあたりと同等ですから、これを練習用というのはかなり抵抗があります。
スポーツモデルだった車がいつの間にかファミリーカー扱いされているような気分です。