表面　　Sh1 , Sh2 , K , A  [ B , T , S T , S , C ]  D , DI , P , Th
裏面　　 　LL₀₁ , LL₀₂ , LL₀₃ , DF  [ CF , CIF , L , CI , C ]  D , LL₃ , LL₂ , LL₁
※　[ ] 内は滑尺

2011/05作成

四達の両面尺1009です。国産といわれてもさして違和感がないできあがりです。
カーソルランナーが斜めになっているのはご愛敬。

さて、四達・SIDA 1001が飛魚 Flying Fish 1001と同じ、この四達・SIDA 1002も飛魚 Flying Fish 1002と同じ、となると四達・SIDA 1009は飛魚 Flying Fish 1009は同じか？　はい、同じです。オチがないなぁ。

飛魚 Flying Fish 1009はオールプラスティックですが、こちらはブラケットとカーソルに金属部品が使われています。
全部というわけではないのですが、四達のほうは金属部品を用い若干高級感があります。ケースも紙箱のようですし。

まだ憶測の範囲ですが、基本は同じ尺でも飛魚は普及型・四達は高級ブランドと分けていたのではないでしょうか？
四達から上海計算尺廠が出来ただけでした。

この計算尺の刻印は[651]です。1965年1月製か？　また都合良く1966年近いのが並ぶなんて不自然な。